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第9回「1人出版社やってみることにしたよ。」

June 12, 2026

季刊『ねごと。』で連載中のメディア運営に関するエッセイシリーズです。

さてお引越しして第1号の連載なので、これまでの経緯を簡単にまとめてみようと思います。

あづまは2022年(※訂正2021年)に「べっどるーむ。」という自分の作品を発表するためのサイトを作りました。

作家としてのポートフォリオやギャラリーサイトというよりは、「独立したメディアを作りたい。」という気持ちでした。というのも、商業誌で早くに担当がついて掲載デビューしたものの、編集者に求められることと、あづまのやりたいことのずれに悩まされ続け、毎日苦しいい思いをしていたからです。


で、自分のサイトを作って作品を発表し始めたのですが、商業誌で仕事をすることも諦められず、持ち込みや投稿を続け、商業での隔週連載や、海外での作品発表も経験しました。

で、ここまでやってみて思ったのが、「自分のやりたいことを商業でやるのは、現状かなり難しい」ということと、「あづまは作品を描きたいだけじゃなくて、本・媒体を作りたいという気持ちが強い」ということでした。(詳しく知りたい人は、これまでの連載を読んでみてね)


そういう経緯で、この雑誌『ねごと。』の創刊を決めました。

漫画だけじゃなくて、文章やイラスト掲載。毎号内容を固定せず、違うカラーの本になっていけばおもしろいなぁ。と考えています。その時のあづまのやりたいことをとにかくやる。そして、作品のストックが貯まったら、作品集や単行本化して、また新しい本が作れたらと思っています。

刊行ペースは無理せず、季刊(3ヶ月に1回。年4回)、基本は24ページくらいの雑誌にする予定です。

「作品を発表する場を持つ」ということも大事だけど、「継続して定期刊行すること」が一番の目標なので、続けられそうなボリュームとペースにしました。

作品を発表するだけなら、今までどおり自分のサイトに掲載するだけでもいいんだけど、わざわざ「紙の雑誌を作ろう」と思ったのは、やっぱりあづまは、本・雑誌というメディアが好きなんだと思います。

「べっどるーむ。」も最初はweb雑誌のようなものにしたいと思っていたし、雑誌文化への憧れから「漫画を描きたい」と思った人間なので。


というわけで、これから雑誌の編集長兼作家として、自分なりに頑張っていこうと思います。


とりあえず、初回なので、今回はこのくらいで。

では、また次回お会いしましょう。


本も買ってね。


(2026/04/11)

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© 我妻ひかり
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