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季刊『ねごと。』のキャッチコピーについて。
2026年7月30日
“かわいい”を通して、人間を解剖する。
“かわいい”を通して、人間を解剖する。
季刊『ねごと。』は「かわいいカルチャー」の雑誌ではありません。「かわいい」文化を通して、人間と社会について考える雑誌です。
このキャッチコピーは「なぜ私たちは”かわいい”から自由になれないのだろう。」という問いから生まれました。
私は今まで「女性としての当事者性を持てないこと。」を表現したくて漫画を描いてきましたが、女性作家が性や恋愛を扱っていると、どうしても「女性性」から逃れることはできません。
その理由はどこにあるのか?ということを探るために「かわいい」について真剣に考えるようになりました。
そこから見えるようになったのは、「曖昧だ ったものを理論化・言語化することによって、機会の均等化がなされた一方で、それを窮屈に感じている人もいるのでは?」という新たな問いでした。
「かわいい」もシステム化されていく中で、作品を通してその問いについて考えていきたいと思います。
答えが出るかはわかりませんが、『ねごと。』は3ヶ月に一回の「研究発表ノート」として読んでもらえたらと思っています。
よろしくね。
2026/07/30
我妻ひかり
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