第4回「SNSどう使うのが正解かわかんないよね。」
2025年11月15日
SNSが苦手人間です。
大量の情報の洪水と、フィルターを通していない剥き出しの人間の感情と、逆に「SNS用の人格」という仮面を被った戦略的な言葉たちに疲れてしまいます。
SNSが苦手人間です。
大量の情報の洪水と、フィルターを通していない剥き出しの人間の感情と、逆に「SNS用の人格」という仮面を被った戦略的な言葉たちに疲れてしまいます。
いきなり批判的なことを言ってすみません。でも本音です。
あづまは自分が作家として活動を始めるまで、プライベートでは、SNSを全く使っていませんでした。
世代的に、10代の頃にmixi 全盛期→20代の頃にTwitterとInstagram、そしてコミュニケーションツールとしてLINEがメインに(LINEはやってない方がおかしい扱い)
10代の終わり頃に一瞬facebookというものが存在したけど、今は私たちの間では話題にもならない。という感じなのですが、あづまはLINEを始めるのもめ ちゃくちゃ遅かったくらい、インターネットに存在してない人間でした。
創作系のSNS(pixivなど)にも全く興味がなかったので、おたく友達やクリエイター友達もいません。(リア友におたくはいるけど、好きなカルチャーが全く被ってない)
で、自分が作家としてSNSをやるようになって思ったのは、「あ。やっぱ向いてない・・・」ということでした。
理由はまあ、冒頭に書いたとおりなのですが、そもそもあづまは「発信はしたいけど、交流はしたくない」という、社会性のない人間なので、向いてないのは当たり前なのです。
ご存知のとおりSNSは、ソーシャルネットワーキングサービスなので、社会的な繋がりをつくるためのツールとして始まったものです。
今は、すっかり「拡散」「広報」「報道」のためのツールとして利用され、市民権を得てますが、もともとは人と交流するためのプラットフォームだったはずなのです。
で、あづまは「誰とも交流したくない」「SNS上独特の文化・常識・暗黙の了解の上に成り立つルールなどが、なんか面倒そう・・・」ということで、利用してませんでした。
でも。「公の」メディアのような扱いになってしまった今も、それはそれで居心地が悪いです。
あづまは、全てのSNSアカウントを削除して、社会的に消息を絶っているように「見える」時期がありました。「見える」と書いたのは、実際に消息を絶っていたわけではないからです。
SNS上にいない間も、自分のサイトや独自のコミュニティで発信は続けていました。でも、Twitter(どうしてもXという呼び名に慣れない)や、Instagramのアカウントがないと、「活動してない人」と思われるので困ったものです。
改めて確認というか、はっきりさせておきたいのですが、XもInstagramも別に「公の」メディアではありません。一企業が提供している、世にたくさんあるプラットフォームのうちのひとつでしかありません。多くの報道機関や企業がアカウントを持っている現在では、公的なメディアだと錯覚してしまいがちですが、本当はそんなこともないのです。
でも、たくさんの人がそこに頼って情報を得ている現状では、あづまのようなフリーランスでものづくりしてて、横の繋がりもない人間には、やっぱり不利です。
そういうことを全部自分で背負わなくて済むように、あづまは商業誌で作品を発表することにこだわってきました。
「仕 事がほしい」「生活のため」というのはもちろんありますが、「出版社から正式に出版された雑誌に作品が載っている。」というのは、同じ作品でも立ち位置が変わると思っています。
こういう書き方をすると「権威主義的」と思われるかもしれません。そうかもしれないな。と思います。でも、あづま個人の考えとしては「どこで発表された作品なのか」「どういう媒体に、どのような作品と一緒に掲載されていたのか」ということまで知らないと、作品を正しい文脈で解釈することができないのではないか。と思っているのです。
「有名な雑誌に載ったから箔がつく」ということでもなくて、「どの媒体で描くか」ということが、作家としての立場の表明になるのでは?と考えています。
あづまも、その辺をもう少しよく考えて、仕事していくべきかな。と思うのですが…
でもね、こんなことを言っても今は雑誌文化がなくなっ ちゃった時代なのです。
たくさんの人が、Twitterのツリー投稿で、無料で漫画を読む。掲載媒体を全然気にしない人もいる。おもしろければなんでもいい。
ある意味でそれは、作品が正しく評価される時代に来たと言えるのかもしれません。
でも、そういう読まれ方に、作家が全員納得してるかどうかは、ちょっと疑問かなと思います。少なくとも、あづまは居心地の悪さを感じています。
自分の作品が、そういう読まれ方を想定して描いたものではないからです。はっきり言って、そういう文化と相性の悪い作品だという自覚があります。
なんか、時代遅れの「SNS批判おばさん」みたいになってる気がする。
でも、苦手なものは苦手なので仕方ないのです。そういう社会の時流がしんどいから、漫画なんてもので何かを発信することを選択しているのに、そこにも乗り切れないと、居場所がないように感じて苦しいです。
正直孤独です。
だから、今のところ、一番自分にとってよい方法は自分だけのメディアで作品を発表することかな。と思っています。
もう、ソーシャルネットワーキングサービスにはいたくありません・・・。
いなくても、あづまはちゃんと活動してるし、描き続けるのです。べっどるーむ。があづまのほーむです。何があっても帰れる場所を自分で作ったのです。
これから、もっと居心地のよい場所にしていきたい・・・。
といったところで、今回はこの辺にしておきます。
次回は、ヤンマガUSAの振り返りをしようかと思ってますが、未定です。
では、また次回よき時に。